はじめに
同じことで何度も注意されてしまい、辛い思いをしている高校生の方、あなた一人ではありません。もしかしたら、発達障害が関係しているのかもしれません。
ご自身の状況を整理してみましょう
- 具体的なミスと頻度
- 部活の遠征費を前日の夜に用意する
- 提出物を期限内に提出できない、忘れる
- 薬を処方箋通り飲めない(1回2錠なのに1錠しか飲まないなど)
- 体調が悪い時に晩ごはんを冷蔵庫にしまう
- その他、同じようなミスはありますか?
- ミスをした時の状況
- 焦っていた? 他のことに気を取られていた? 疲れていた?
- いつも同じ状況でミスをする? 特定の状況でミスが多い?
- 周りの反応とあなたの気持ち
- 周りの人はどんな反応をしますか? イライラしている? 呆れている? 困っている?
- あなた自身が周りの反応をどのように感じますか? 申し訳ない? 恥ずかしい? 悲しい?
- 過去の類似経験
- 幼い頃から同じようなミスをして注意されていましたか?
- 以前、発達障害の検査を受けたことはありますか?
発達障害の可能性と必要なサポート
上記のような状況が当てはまる場合、発達障害が原因である可能性があります。発達障害には、自閉症スペクトラム障害(ASD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など、様々な種類があり、それぞれ特有の症状があります。
専門医による診断を受けることで、ご自身の状態をより詳しく把握することができます。
もし、発達障害の可能性を感じたら
一人で抱え込まず、以下の機関に相談しましょう。
- 学校のスクールカウンセラー
- 児童精神科医
- 発達障害児支援センター
これらの機関では、
- 診断
- 療育
- 日常生活へのサポート
など、様々な支援を受けることができます。
その他、役立つ情報
- 厚生労働省 発達障害に関する情報:https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html
- 全国の発達障害児支援センター一覧:http://www.rehab.go.jp/ddis
- 一般社団法人「発達障害情報・支援センター(RCDC)」:http://rcdc-jp.com/
- NPO法人「ADD/ADHDネットワーク・ジャパン」:https://add.org/
大切なのは、ご自身を理解し、必要なサポートを受けることです。
一人で悩まず、周りの人に助けを求めながら、自分らしく成長し、充実した高校生活を送ってください。
応援しています!
※この記事はあくまでも参考情報であり、診断や治療を代替するものではありません。
※ご自身の状況について不安な場合は、必ず専門医にご相談ください。
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